高橋です。
日頃は薄くて読みやすい新書かライフハック本かリファレンス本くらいしか読む気にならない方でも、年末年始のお休みを利用して、もうちょっとハードな読み応えのある本でも読んでみようかなー、と思われるかもしれません。
そんなあなたのために、暇な時に読んでおきたい(むしろ年末年始くらいの短い期間じゃ読み終わりそうもないけど、せめて読み始めてみたい)2008年刊行のコンピュータ書を5冊ほど、先行してご紹介いたします。……いえ、なんせイベント自体は年始のお休み気分もすっかり抜けた1/10に行うので、そんなタイミングで分厚い本を紹介されても「もう2週間早く言えよ!」状態になってしまうのがオチかと思いまして。
なお、あらかじめ断っておくと、どれも読む価値はきっとあるはずですが、私もまだ全部は通読できてません。お互い頑張りましょう。
今回のおすすめの中では一番読みやすいはずの本。ページ数も800ページほどとまあまあお手頃な厚さです(この中では)。以前詳しく書いたので詳細は略。
amazonでは未だに買えないようですが、ジュンク堂池袋本店では67冊くらいあるらしい(12/27現在)のでこの機会にぜひ(宣伝)。
artonさんに勧めたら「ちょっと血の気が引いた」と言われてしまってショックでしたが、そんなにびびる必要はありません。ふつうですよふつう。
アルゴリズムそのものを辞書的あるいは教科書的に教えるというより、アルゴリズムの使い方について紹介した本。これも800ページほど。思ったよりも読みづらくはないです。下のビショップの本と比べれば、ライトノベルと現代詩くらいに読みやすさの差があります。
上巻は2007年12月発行ですが、下巻が今年だったので入れてみます。
副題は「ベイズ理論による統計的予測」。確率分布や線形回帰モデルから始まって、ニューラルネットやらカーネル法やらサポートベクターマシンやらベイジアンネットワークなどなどが紹介されている、らしいです。
正直に言って、私も読んで理解できる自信がまったくないのですが、いい機会なので買ってみました。あとで読む。上下合わせて800ページ弱。
人工知能の教科書本。詳しくは私が説明するよりは、たつをさんのページを読まれた方がよいかも。
とりあえず人工知能に関してはこの本を読んでおけば一通りの概観はできるはず。1100ページほど。さすがにちょっと辛いというか、物理的に持ち運びが辛い感じですが、私が池袋本店で買ったときには、ちゃんと鞄に入れて家まで持って帰りました。人間この程度はなんとかなるものです。
オブジェクト指向入門 第2版 原則・コンセプト (IT Architect’Archive クラシックモダン・コンピューティング)
オブジェクト指向入門 第2版 方法論・実践 (IT Architects’Archive CLASSIC MODER)
トリはやはりこの本でしょう。オブジェクト指向プログラミングの本としては鉄板の評価を誇るOOSCこと「Object Oriented Software Construnction」の第2版。出るとか出ないとかいろんな噂が流れた中、ついに今年下巻が発行され、無事に完訳されました。めでたい。
ちなみに表題は「入門」と書いていますが、原著タイトルの通り、いわゆる入門書ではありません。むしろOOPを使わされているらしいんだけどいまいちよく分からないような、という中・上級者向けの本です。
実はこの本には重要な仕掛けが一点あるのですが、それはこの場では触れずにおきましょう。版型は小さいながらも上下合わせて1650ページほど。いつか読む。
以上です。なお、イベント当日にはもちろんもっと薄い本もご紹介します(そうじゃないと「このコンピュータ書が厚い!」になってしまいます)ので、よろしくお願いします。