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『このコンピュータ書がすごい! 2017年版』最新情報 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017年1月14日19時30分より、ジュンク堂書店池袋本店にて開催されるトークセッション、
『新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2017年版』に関連する情報を提供するblogです。
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2011-01-05

2010年コンピュータ書売上冊数ランキング第4位:矢野啓介『プログラマのための文字コード技術入門 (WEB+DB PRESS plus)』(技術評論社 2010年コンピュータ書売上冊数ランキング第4位:矢野啓介『プログラマのための文字コード技術入門 (WEB+DB PRESS plus)』(技術評論社) - 『このコンピュータ書がすごい! 2017年版』最新情報 を含むブックマーク はてなブックマーク -  2010年コンピュータ書売上冊数ランキング第4位:矢野啓介『プログラマのための文字コード技術入門 (WEB+DB PRESS plus)』(技術評論社) - 『このコンピュータ書がすごい! 2017年版』最新情報

ジュンク堂書店池袋本店での2010年コンピュータ書売上冊数ランキング、第4位の発表です。

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プログラマのための文字コード技術入門 (WEB+DB PRESS plus) (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

プログラマのための文字コード技術入門 (WEB+DB PRESS plus) (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

第4位は、とりわけ日本(語圏)のプログラマにとっては長年の課題である文字コードについての本でした。

文字コード本と言えば、やはりハリセン本(ボン)ことKen Lunde『CJKV日中韓越情報処理』(オライリー・ジャパン)が鉄板というか定番だったと思います(その前身の『日本語情報処理』も含めて)。とはいえ、すでに発行から日がたっていることもあり、少し古びてきたところがあるとか、それはそれにしてもちょっと分厚すぎて新人に進めるにはちょっと躊躇うものもあったのは事実です(とはいえ、「いいから読め」と言って押し付けるのも先輩プログラマのたしなみではあったわけですが)。

その点、本書は手頃な厚さに収めながらも、「文字集合」と「符号化文字集合」、「文字符号化方式」の違いから実際のプログラミング言語での扱い、円記号や波ダッシュなどのハマりやすいところ、さらにはJIS X 0213や絵文字やIVSに到るまで、短いながらも網羅的に扱う親切設計で、これなら気兼ねなく後輩同輩プログラマに押し付けやすかったり、自信のないところを後輩にばれないように確認するのに重宝する感じです。この辺りが、文字コードという地味なテーマながら多くの支持を得た理由ではないかと思います。

また、本書は当ランキングの定番とも言えるWEB+DB PRESS plusシリーズの一冊ですが、「〜技術入門」のタイトルがついたのはこの本が初めてのはずです。『〜を支える技術』は比較的中級者以上向けでしたが、この本は基本的な技術を初心者にもわかるように説明した入門書にも取り組み、読み応えのある一冊となったという意味でも、コンピュータ書好きとしては押さえておきたい一冊です。

明日は第3位の発表です。お楽しみに。

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