『新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2012年版』は本日19時30分より開催です。
開催に先立ちまして、いくつかご連絡があります。
それでは後ほど会場か、ustでお会いしましょう!
ジュンク堂書店池袋本店での2011年コンピュータ書売上冊数ランキング、第1位の発表です。
栄えある第1位は、Jonathan Rasmusson『アジャイルサムライ』でした。おめでとうございます!
『アジャイルサムライ』も若干RubyKaigi効果があったのですが、それを措いても8月も月間ランキング1位でしたので、継続的に売れていたようです。
アジャイルについては、00年代前半にいろいろな本が出たものの、その後は中上級者向けの書籍は断続的に出ていたものの、全体としては少し落ち着いてしまったようなところがありました。それがここ数年、アジャイルそのものについての再評価がある一方で、その入口となるちょうどよい入門書がなかったところに、この本が出たことが人気につながったのではないかと思います。広くアジャイルに興味のある方にはお勧めしたい本です。
6位以下や月間ランキングは会場にて発表いたします。おたのしみに。
ジュンク堂書店池袋本店での2011年コンピュータ書売上冊数ランキング、第2位の発表です。
第2位は、高橋征義、松田明、諸橋恭介『Rails3レシピブック 190の技』でした。
いやあ、なんというか……大変うれしいですが申し訳なくもあったりするランキングですね。これが2位になっているのは、昨年7月に開催された日本Ruby会議2011に出張販売に来ていただいたりとか、ジュンク堂池袋本店さんで発売記念トークセッションを開催させていただいたり、ということの効果もあるような気がします。そういう意味では担当者さんの地道な営業努力の成果ではあるのですが。
本の中身としては、Rails 3.1リリース直前に3.1の内容を含めて出版するという、なかなかに頑張った内容になっていると思います。もっと、これは自画自賛というより、松田さん諸橋さんが頑張ったおかげだと思います(私が頑張ったのはCoffeeScriptのレシピで、JavaScriptに触れずにCoffeeScriptについて解説する、みたいなところです)。Rails3のコードを書いている人には、手元に置いておくと重宝するんじゃないかと思います(実際に私もRailsのコード書く時はこの本をちょくちょく開いています)。
明日は第1位の発表です。お楽しみに。
ジュンク堂書店池袋本店での2011年コンピュータ書売上冊数ランキング、第3位の発表です。
Androidプログラミングバイブル―SDK3.0/2.3/2.2/2.1対応
第3位は、布留川英一『Androidプログラミングバイブル SDK3.0~2.1対応』でした。
Androidの本もたくさん出ました。実際、「Android」とタイトルに入っている本は、年間ベスト10にも3冊ほど入っているくらいです。実際、スマートフォンの普及の早さから考えてみても、相当の需要があるのも分かる気がします。
とはいえ、そのような需要に対して書籍という形でどう応えるかは非常に悩ましいところです。本書の帯では「すべてをこの1冊に凝縮!」と書いてありますが、ぶっちゃけ本当にAndroidプログラミングのすべてを1冊に凝縮するのはムリなので、どうしても取捨選択する必要があります。それに加えて、Androidは更新が早いので、それに追いかけながら継続的に刊行していくことが求められます。基本的といえば基本的なことですが、まさしくその基本を忠実に実践し、刊行を重ねたのが本書であり、その結果がこの売れ行きだと思われます。
と、年1冊以上というすごいペースで息切れすることなく改訂を重ねています。コンピュータ書の書き手の一人としては、専業ライターでもないのに一人で書くペースとしてはちょっとありえないくらいで(改訂といっても大変なんですよ!)感動を禁じえません。さらに加えて『iPhone/iPad/iPod touch プログラミングバイブル』も書かれているので驚愕です。このまま頑張っていただければ、というところです。
明日は第2位の発表です。お楽しみに。
ジュンク堂書店池袋本店での2011年コンピュータ書売上冊数ランキング、第4位の発表です。
第5位に引き続き、2010年刊行の書籍です。第4位は、たにぐち まこと『よくわかるPHPの教科書』でした。
PHPの入門書もたくさんありますが、本書は「ノンプログラマに最適!」と帯にも書かれているくらい、プログラマじゃない人でも読めるように書かれています。第1章ではコンピュータを使わずにプログラムとその考え方について説明する(!)という丁寧さ加減です。
なお、著者さんによる、本書について内容や読み方、というよりも書き手としての考え方がとても詳しく語られているustreamの録画が公開されています。本書がどのような本なのかがとてもよく分かる動画です(あと入門書の著者さんにはすごく参考になりそうな気がします)。
この辺りの親切設計が、継続的に売れている理由かと思われます。
とはいえ、非プログラマ向けの入門書である以上限界もあって、例えばセキュリティ面などについては詳しく書かれていません。その辺りについては、徳丸本こと『安全なWebアプリケーションの作り方』(この本も人気のある本で、年間ベスト5には入っていませんが、月間ランキングでは3月のランキングで見事1位になっております)の著者の徳丸さんが、セキュリティ面から検証したエントリを書かれているので、仕事でPHPを使ったりするような人であれば合わせて読むとよいでしょう。
明日は第3位の発表です。お楽しみに。
ジュンク堂書店池袋本店での2011年コンピュータ書売上冊数ランキング、第5位の発表です。
Web制作の現場で使う jQueryデザイン入門 (WEB PROFESSIONAL)
しょっぱなから意表をついて、2010年刊行の書籍がランクインしました。第5位は、西畑一馬氏による『Web制作の現場で使うjQueryデザイン入門』でした。
jQueryを含めたJavaScriptの本は、2011年もたくさん刊行されました。その中でこの本が5位になったのは、やはり入門書として予備知識がない人にもレシピ形式で簡単に使えるようになっているという間口の広さと実践的な内容が評価されたのかもしれません。加えて、フルカラーで目を引きやすくなっているところもポイントが高かったように思われます。とはいえ、個人的にはもうちょっと踏み込んだ本、例えば同じ著者の関わっている本であれば『jQuery逆引きマニュアル』の方が好きなので、本書を読み終えた方にはこちらもおすすめしたいところです。
明日は第4位の発表です。お楽しみに。
1年間のごぶさたでした。今年も『このコンピュータ書がすごい!』の季節がやってまいりました。
というわけで、年末年始はバタバタしていたため更新が遅れましたが、今週末の本番に向けて、更新していきます。よろしくお願いいたします。
昨年にならって、公式サイトにもありますが、イベントの概要について記載しておきます(ちなみに公式サイトは毎年終了後はアーカイブされなくなるため、保存用という意味合いもあったりします)。
新春座談会 このコンピュータ書がすごい! 2012年版 ~2011年に出たコンピュータ書ならこれを読め!~ 高橋征義(日本Rubyの会会長、読者側代表) コンピュータ書仕掛人(出版社側代表) ■2012年1月14日(土)19:30~ 毎年恒例のコンピュータ書年間ふりかえり企画が今年もやってまいりました! 「新春座談会 このコンピュータ書がすごい!」が2012年も開催されます! 世界が大きく揺れたこの一年でしたが、コンピュータ書は粛々と発刊を続け、 2011年も相変わらず2000点ほどのコンピュータ書が刊行されました。 その中から注目したい作品を数十冊ほど選び出し、1時間半の間に紹介し倒すという コンピュータ書好きのコンピュータ書好きによるコンピュータ書好きのためのこの企画。 おかげさまで毎年満員御礼で、コンピュータ書界隈における新春の風物詩としてすっかり定着したことにしたい今日このごろです。 そんなわけで、今年も「このコンピュータ書がすごい!2012年版」と銘打って、 この2011年に発売されたコンピュータ書を振り返ってみることと相成りました。 ベストセラーやロングセラーや話題作だけでなく、 ほとんど一発ネタのような本からここをどうにかすれば傑作だったのにという本まで、 見逃せない本の数々をご紹介できれば幸いです。 講演者は昨年同様、コンピュータ書を生み出す最前線で活躍されている出版社の方々と、 「日本Rubyの会」代表理事であり、『たのしいRuby』などの著者(共著)としても知られる高橋征義さんです。 ◆講師紹介◆ 高橋 征義(たかはし まさよし) 1972年生まれ、札幌出身。 電子書籍の制作と販売を行う(株)達人出版会代表取締役プログラマ。 また、2005年より「日本Rubyの会」代表理事を務める。 著書に『たのしいRuby』『Rails3レシピブック』(共著含む)等。好きな作家は新井素子。 稲尾 尚徳(いなお なおのり) (株)技術評論社 雑誌編集部で『WEB+DB PRESS』の企画・編集を担当。 同誌別冊や『Life Hacks PRESS』などのムックもつくる。 2011年は『良いコードを書く技術』(WEB+DB PRESS plusシリーズ)、 『WEB+DB PRESS総集編[Vol.1~60]』も制作。 杉山 聡(すぎやま さとし) 1974年生まれ、福岡出身。 ソフトバンククリエイティブ(株)情報書籍編集部所属。 2011年は『Rails3レシピブック』『かわいいiPhoneのきほん iPhone 4S edition』 『ゲームシナリオのためのSF事典』などの企画編集を担当。 村田 純一(むらた じゅんいち) 1975年生まれ。(株)BNN新社編集部所属。 『Built with Processing』『Beyond Interaction』『FORM+CODE』などを担当。 森田 尚(もりた ひさし) (株)オーム社開発部で、書籍の企画編集や、 電子書籍販売サービス「オーム社eStore」の企画運営等を担当。 2011年の主な担当書目は『アジャイルサムライ』『7つの言語 7つの世界』 『Gitによるバージョン管理』など。 矢野 耕次(やの こうじ) 1973年生まれ。株式会社オライリー・ジャパン セールス&マーケティング担当。 実はジュンク堂書店池袋本店出身。オライリー・ジャパンの武闘派として、 企画段階からプロモーション、店頭に並んでからの動きまで、 書籍のライフサイクルを見届けています。 ☆会場・・・4階喫茶にて。入場料1,000円(ドリンク付) ☆定員・・・40名 ☆受付・・・1階サービスカウンターにて。電話予約承ります。 ジュンク堂書店 池袋本店 TEL. 03-5956-6111 FAX.03-5956-6100